初診の流れ

初診の流れ

東海林歯科に初めてお越しいただく皆様へ。
数ある歯科医院の中から当院をお選びいただいたことに、心から感謝いたします。
「これから、どんなことをされるのだろう」「痛くないだろうか、きちんと話を聞いてもらえるだろうか」
初めての場所、特に歯科医院に対して不安な気持ちを抱かれるのは当然のことです。
私たちは、その不安な気持ちに最大限寄り添い皆様が安心して治療の第一歩を踏み出せるよう、丁寧な説明と対話を何よりも大切にしています。
ご来院いただいてからお帰りになるまでの基本的な流れをご説明します。

1:ご予約

ご予約

まず、お電話または当院ウェブサイトの予約フォームより、ご来院の日時をご予約ください。

「急に歯が痛み出した」「詰め物・被せ物が取れてしまった」といった急を要する症状の場合も、まずはお電話でその旨をお知らせください。
可能な限り、迅速に対応できるよう努めます。

ご来院の際にお持ちいただくもの

  • 健康保険証orマイナンバーカード(各種医療証をお持ちの方は、併せてご持参ください)
  • お薬手帳(現在服用中のお薬がある方)
  • 他の医療機関からの紹介状(お持ちの方)

2:ご来院・受付・問診票のご記入

ご来院・受付・問診票のご記入

ご予約時間の10分ほど前にご来院いただけますと、その後のご案内がスムーズです。
受付にて健康保険証をお預かりした後(マイナンバーカードは受付した後)問診票をお渡ししますので、待合室でご記入をお願いいたします。
現在の症状はもちろんのこと、いつから、どのような時に気になるのかなど、できるだけ詳しくご記入いただけますと、より的確な診査・診断につながります。
また問診票には、過去の歯科治療で苦手だったことや治療に対するご希望、不安に感じていることなどを、気兼ねなくご記入ください。
皆様のお気持ちを深く理解することが、信頼関係の第一歩であると私たちは考えています。

3:精密な検査

精密な検査

現在の口腔内の状態を正確に把握するため、必要な検査を行います。
目に見える部分だけでなく、歯の根や歯を支える顎の骨の状態までを詳細に確認することが、安全で確実な治療計画を立てるために不可欠です。

主な検査内容

検査項目 内容
口腔内診査 歯科医師が、虫歯や歯周病の有無、歯茎の状態、噛み合わせなどを直接目で見て確認します。
レントゲン撮影 歯の内部や歯の根、顎の骨の状態など目視では確認できない情報を得るために撮影します。
口腔内写真の撮影 治療前の状態を記録し、後のご説明の際にご自身の目で見てご理解いただくために撮影します。
歯周病検査 歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測定するなど、歯周病の進行度を確認します。

※症状や治療内容によっては、より詳細な三次元画像が得られる歯科用CTによる検査を行う場合もあります。

4:カウンセリングと治療計画のご提案

カウンセリングと治療計画のご提案

診療室へご案内した後、すぐに診療台を倒して治療を始めることはありません。
まずは、ご記入いただいた問診票を拝見しながら歯科医師が直接、皆様のお話をじっくりとお伺いする時間を設けています。
「どのようなことにお困りですか」「どのような状態になることを望んでいらっしゃいますか」
問診票に書ききれなかったこと、言葉にしにくいお悩み、治療に関する疑問やご要望などどんな些細なことでも結構です。
どうぞ、遠慮なくお話しください。

また各種検査で得られた情報をもとに歯科医師が現在の口腔内の状態を、詳しく、そして分かりやすくご説明します。
診療台に備え付けの大型モニターに、レントゲン写真や口腔内のお写真を映し出し「なぜ、このような症状が出ているのか」「現在、どのような状態にあるのか」を、視覚的にご理解いただけるよう努めます。
その上で、考えられる治療法の選択肢を複数ご提案します。
それぞれの治療法の長所と短所、予想される治療期間や回数、そして費用について一つひとつ丁寧にご説明し、皆様からのご質問にも誠心誠意お答えします。
私たちが一方的に治療法を決定することはありません。
すべての情報を正直にお伝えし、皆様ご自身に深くご理解・ご納得いただいた上でこれから進むべき道を、一緒に決定していきます。

5:応急処置・治療の開始

応急処置・治療の開始

強い痛みや腫れなど急を要する症状がおありの場合は、まずその苦痛を和らげるための応急処置を最優先で行います。
そして、ご提案した治療計画にご同意いただけましたらその計画に沿って、本格的な治療を開始します。
治療の各ステップにおいても、次は何をするのかを必ずお声がけし、痛みに最大限配慮しながら、丁寧に進めていきますのでご安心ください。

6:お会計・次回のご予約

お会計・次回のご予約

その日の治療が終了しましたら、受付にてお会計をお願いいたします。
今後の治療計画に基づき、次回のご予約をお取りします。
その際に診察券をお渡ししますので、次回のご来院時からご持参ください。

療後の未来を見据えて ~メインテナンス~

療後の未来を見据えて ~メインテナンス~

歯科治療は、痛みがなくなり悪くなった部分の修復が完了すれば、それで終わりではありません。
むしろ、そこからがその健康な状態を、この先何十年と維持していくための本当のスタートです。
私たちが目指す真のゴールは、「治療の必要がない、健康で美しいお口の状態を生涯にわたって維持し続けること」にあります。
そのためには、ご家庭での日々のセルフケアに加え3ヶ月から半年に一度、歯科医院で専門的なクリーニングやチェックを受ける「定期メインテナンス」が絶対に欠かせません。
治療が完了された皆様とは、これからは「治療のパートナー」としてではなく「健康を守り育てるパートナー」として、末永いお付き合いをさせていただければ幸いです。

よくあるご質問(初診)

Q当日、治療まで進みますか
A

痛みや腫れなど緊急性が高い場合は応急処置を行います。根本的な治療は検査・診断後に計画へ沿って進めます。

Q妊娠中でも受診できますか
A

受診できます。妊娠中期(5〜7か月)を目安に進めます。麻酔は必要に応じて安全に使用します。レントゲンは必要最小限とし、産科医と連携します。

Qマイナンバーカードを忘れたときは
A

受診は可能です。精算方法は窓口でご案内します。後日、保険証の確認を行います。

Q金属アレルギーが心配です
A

問診時に詳細を確認し、材料選択を工夫します。セラミックなど金属を使わない選択肢もあります。

Q嘔吐反射が強くて不安です
A

姿勢・器具の工夫、処置時間の調整で負担を減らします。必要に応じて静脈内鎮静法の選択も可能です。